税収は道路や公園、下水道の整備等にあてられます。この税は固定資産税の納税通知書に併記されています。固定資産税とともに納付することになります。
税率は各市町村によって異なります。制限税率は0.3%で0.2%~0.3%の間になっています。
次に都市計画税を安くする方法ですが、住宅用地の軽減特例というのがあります。この特例は申請をしなくても市町村が手続きをとってくれます。
一応説明しますと、固定資産税評価額は小規模住宅用地で200㎡までの土地は固定資産税評価額の1/3、また一般住宅用地200㎡を超える部分は固定資産税評価額の2/3が固定資産税評価額となります。
例を上げますと、
固定資産税評価額が6,000万円で、面積が300㎡の住宅用地に対する課税標準額は次の通りになります。
1㎡当たりの固定資産税評価額は6,000万円÷300㎡=20万円になり、
①小規模住宅用地部分の課税評価額は20万円×200㎡×1/3=1,333万円
②一般住宅用地部分の課税評価額は20万円×100㎡×2/3=1,333万円となり、
①+②=1,333万円+1,333万円=2,666万円
よって課税評価額は2,666万円となります。
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