ハウスメーカーの出資会社や母体となる会社は、ほとんどが建材メーカーや商社です。
ですから、設計価格と仕切価格の二重価格は当然のことになります。
年に何千棟も販売する訳ですから、この資材分野で膨大な利益を上げる訳です。
工務店はどうかといいますと工務店も同じです。
つまり、資材メーカーから半額で買ったものを定価の8割ですと施主をだまし、
3割の不労所得を儲けにします。
しかし、工務店は絶対にハウスメーカーには勝てません。
なぜなら、ハウスメーカーはの母体は商社です。
年間に仕入れる機器、建材の個数は桁が工務店の比ではありません。
工務店が金額でハウスメーカーと勝負することはありません。
ものづくりの技術と誠実さを売りにするしか勝てる訳はありません。
工務店の生き残りは仕切価格を明らかにし、
報酬を明確にすることで施主に誠実さと技術をアピールする。
そのことが施主の信頼を勝ち取れるでしょう。
施主もそのことをよく考えて判断した方がいいと思います。
住宅コストのからくりでした。