こんにちは。きょうは基礎工事を3日間で完成させる工法の紹介です。その工法とは、ベタ基礎の立ち上がり部分をプレキャストでした工法です。
一般的な現場打ちのベタ基礎の工期は2週間程度ですが、立ち上がり部をプレキャスト化することで、工期を現場打ちの1/4に短縮できるそうです。
この工法は2008年春に共同で設立した有限責任事業組合シグマベースLLPを介して開発し、8月から本格的に展開をはじめました。プレキャスト部分は全国の工場50か所で生産します。
施工においては専門家が現場に行き、基礎の設計から施工管理も行います。全国の現場を一括で管理できる場所を東京に整え、また、(財)日本建築センターの構造評定を取得しました。
コスト的には従来の現場打ちと同じ程度でできるそうです。メリットは施工の手間が大幅に減り、なおかつ工期短縮によって資材を管理する費用が削減できる。また、施工の品質がよくなります。
初年度は1000棟、数年後には年間20000棟の受注を見込む。最初は地元の建設会社を対象にして、実績を積み重ねて最終的には大手ハウスメーカーの受注にもこぎつけたい意向です。
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