去年の4月11日、栃木県足利市において施工中の木造住宅が倒壊し、その結果作業員一人が死亡しました。
事故はパナソニック電工が供給する、木造軸組工法のテクノストラクチャーを採用した施工現場で起きました。
強度不足がわかった管柱用の集成材68本を交換するために約15本の柱を一度にジャッキアップしようとしたところ躯体全体が倒壊し、白倉建興の作業員一人が圧死しました。
栃木県警は1月20日元請会社の日本総合企画の現場監督と、下請け会社であるとび工事会社白倉建興の社長を業務上過失致死の疑いで書類送検をしました。
とび工事会社社長は、住宅の柱を交換する工事を倒壊の恐れがある危険な工法で行ったという疑いで送検され、現場監督は現場責任者として工事に立会っていながら、危険な工法を防止するべく指示をしなかったとして送検されました。
日本木造住宅産業協会は、この事故の情報を会員各社に周知徹底して注意を促しました。
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