経済産業省は住宅窓の断熱性能を☆の数で表すガイドラインを取り決めました。それぞれの家庭の省エネルギー促進のため、4月からの採用を各建材の製造会社に要請をしています。
このガイドラインは数値が小さいほど断熱性能が勝っていることを表示する「熱還流率」で、ガラスをはめたサッシを4つに分類します。
熱還流率が2.33以下であれば、☆4つの最高級となります。2.33を超えて2.49以下であれば☆3つ、3.49を超えて4.65以下であれば☆2つ、4.65を超えるばあいは☆1つです。
経済産業省はガイドラインで、☆印を記したラベルを定めました。各メーカーや輸入会社がこのラベルを製品に張り付けるか、カタログに表示するなどして性能を表します。
また、窓ガラスとサッシがそれぞれに流通する場合もあるので、経済産業省はガラス用とサッシ用のラベルも用意しました。
このガイドラインは省エネ法86条にもとずく平成19年経産省告示321号ですが、強制力はありません。作成には経産省の総合資源エネルギー調査会のワーキンググループが関わりました。
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