今回、四会連合協定、建築設計、監理等業務委託契約書が大幅に改訂されました。日付は2009年8月20日です。
改訂の内容は構造計算書偽造事件の再発を防止するため、実施された建築基準法、建築士法、建設業法等の改正をうけたものです。
それとあわせて、国土交通省が2009年1月に施工した新業務報酬基準の告示15号にも適合させています。
四会は工事請負契約約款を5月に改訂していて、これと整合性を図る目的もあります。
改訂された、新書式は契約書を【設計・監理】【設計】【監理】
【調査・企画】【設計・調査・企画】の5種類に分けています。
約款は1冊にまとめてあり、契約書ごとに適用除外条項を記載しています。
契約内容を具体的に示す業務委託書は【契約業務一覧表】と【基本業務委託書】からなります。
オプション業務に関しては今までの選択式ではなく、別に添付してあるサンプル表を照らし合わせて、業務内容や履行の範囲、等を一覧表に全部記入する方式を取り入れました。
この改訂版の設計者よる感想は、”書類は増えるけれども、口頭で顧客に説明していたことを改めて記載するだけで、契約時に業務範囲を確実にして、建てぬしと合意しておけば、お互いが安心だ”ということだそうです。
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